備忘録/好きなものの話/日常

#感想

「九十歳。何がめでたい」を観てきた。
佐藤愛子さんのことも存じ上げず、草笛光子さんが御歳九十歳で主演されてるということと、ラジオでやたら宣伝を耳にしてただけの前知識で観たんだけどなんかすごい好きだった。
草笛光子さん演じる佐藤愛子さんが、ずーっと文句ばっかり言ってるんだけど周りの人の反応もあってか不快じゃなくて、原作のエッセイがめちゃくちゃ読みたくなった。

断筆を決めてから抜け殻になったように無気力な日々を過ごしてたのに、エッセイの連載始めてから生き生きしてるところなんかは、おこがましくも自分もイベントのために原稿描いてる時のが元気だもんなってめちゃくちゃ共感してしまった。筆がのらない時は原稿用紙と一日中にらめっこしてても真っ白なままの描写とかも😂

時代遅れの感性を現代にアップデートしていく作品が多い中で、昔はよかったと懐かしむでもなく、もう自分はそういう生き方しか出来ないんだからこうやって生きてくんだよ!みたいな開き直りがいっそ清々しかった。今あんまなさそうだよねえ、仕事相手と家族のような関係になるの。

多分近いうち、映画になった「九十歳。何がめでたい」と「九十八歳。戦いやまず、日も暮れず」買っちゃうだろうな。