備忘録/好きなものの話/日常

#ゲ謎 見て来た。

水木のこと、見た目はまあまあ好きだなくらいだったんだけど
性格もよかったのは中々誤算でしたね。

まず時代設定がさ~昭和31年、ずるいよ。
京極夏彦の百鬼夜行シリーズ好きなら刺さるじゃん…。あの時代の、ギラギラしてて煙草の煙で煙ってて、薄汚くて生命力にあふれてるのに薄暗い感じがまず好きなんだよね

因習村のもろもろは、まあ因習村のお手本って感じが個人の感想で、人間薄汚いな~、被害者もまた加害者になり…って感じで救いはないけど根絶やしになったのは救いだったんじゃないでしょうか。

何より水木、あいつ全然村にも幽霊族にも関係ないのに関わってしまったがために命をかけて一緒に頑張ってくれるのすごくない!?いいやつすぎる!!!
体調悪くなって鼻血出たり血を吐いたりしてるのに、目玉おやじの奥さん助けようとして木を切って血だらけになるじゃん
お前が血だらけになってたの、助けるためかよ~~~ってなって最高だった。
当主のひとに「日本が滅びるぞ」って言われた後の返しも最高だったんだけど頭がパーン!てなってニュアンスしか覚えてないのでまた見て確かめよ

多分ずっと都会で生きてきて、出征して地獄を見て帰ってきて反骨精神で生き抜いてきて
あの地獄を見た人間っていうのは、多分戦前まであった怪異とかへの気持ちって人間の醜さとか虚しさに消されちゃってると思うんだけど、目玉おやじたちと関わるうちに妖怪っていうものの存在を自然に受け入れて守ろうとしてくれたのやさしすぎるでしょ…って妖怪目線で感動しちゃったもんな…。
愛するってなんだ?みたいな事言ってたけど、それはもう愛なんよ水木…。

ゲゲゲのアニメ6期1話だけでも見た方がいいとか言われてたのと、見た結果ゲゲゲの先生へを思い出したんだけど、どっちもやっぱり「これまで妖怪を認識してなかった人間が妖怪という存在を認識して視ることが出来るようになる」っていうのがあって、これは「本当に存在するか」という話ではなくて、なんていうか、これまでただの風景として見ていたものをそういう存在として考えるようになるかどうか、っていう話と同じというか…。
ゲゲゲの先生へでいうと、家鳴りをただの木材の乾燥による現象だと思うか妖怪だと思うか、みたいな。ああ、妖怪が居るんだって人間が思えばそこに妖怪はいるんだよね。

なんかそういうのがすげ~刺さるし、普通に友情もいい話だったし…

色々性癖やら因習村言われてるけど、個人的にはそういう妖怪と人間のありかたの描かれ方が好きだったなあ…
最後に鬼太郎追いかけてる記者の山田が、だからこそ記事にして多くの人に伝えたいんです。って言ってて、お前そこで!!!そういう!!って普通に泣いてしまってくそー!!てなった。妖怪にとって伝承は重要なんだよね…。

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