備忘録/好きなものの話/日常

高校生くらいの頃に、後輩の男の子に告白されて夏休みの間とかだけ付き合ってたことがある霊幻さんの話とかなんとなく読みたいかもしれない。
2学期になったら引っ越すんです、みたいなこと言われてまあ期間限定なら…くらいの好奇心で。
キスも何もしないでもいいけど、最後にキスくらいしてもいいかもしれない。
2学期になる頃に相手は本当に引っ越して、最後に会った時も相手は泣いてるけど霊幻さんはまあちょっとしんみりしたかな、くらいで、なんとなく寂しいけどそれ以上でも以下でもなくて、何年かに一度、ふとその子のことを思い出す、みたいな。

ギリギリ携帯持っててもいいんだけど、引っ越してからはお互い連絡しなくて、自分のアドレスも番号も変わっちゃって、でも電話帳のデータにだけはなんとなく残ってるみたいな。(それもそのうち、携帯がふいにだめにった時に全部消える)

そのうち芹沢と付き合うようになってぽつりとそんな話をして、芹沢は霊幻さんもその後輩の子のことちょっと好きになりかけてたんだろうな、とか、いい子だったんだろうな、みたいな嫉妬よりは優しいけどもやっとした感情を抱えてほしい。

後輩はホワイティのあれ見てて、数年後とかにひょっこり相談所に客として来て、霊幻さんの記憶よりも明るくて(もっと生きづらそうにしてた気がしてたみたいな)普通に生活してて「先輩って、こういう感じの人だったんですね。俺、先輩の事なんにもしらなかったんだなあ。」みたいに言われて「俺もお前のこと何にも知らなかったよ」みたいな会話してほしい。

いやここまで来たらこの客できた後輩が幽霊とかじゃないとまとまらないな。数日前に交通事故とかで亡くなって、いろんな人の所にふらふらしてるところで相談所にも寄った幽霊って事で…。夏休みの終わりに別れた時みたいに、ちょっと寂しいな、って、笑顔で見送る霊幻さん…。それで終わろう。(?)

個人的にはこういう芹霊は前提としてある、モブキャラと霊幻の話好きだし、多分これくらいなら漫画で本1冊にするのにちょうどいいくらいの量なんだけど(20-30ページくらいでいけそう)説明とかどないすんねんて感じだよね

ブラッシュアップしたあらすじ

芹沢視点
霊幻さんが珍しく酒を飲みに行かないかと誘って来た。飲みながらこれもまた珍しいことに学生時代の思い出を話してくれた。
高2の夏休みに、一つ下の後輩の男の子に告白されて付き合ったという話だった。霊幻さんは帰宅部だし、告白されるまで接点も何もなかったけど、図書館や買い物なんかに2〜3日に1回行くくらいの付き合いをして、2学期になる頃に引っ越して、それっきり連絡もとっていないらしい。
俺はそれになんて言ったらいいかわからなかったけど、もう終わった話だったから怒りがあるわけでもなくて、でも何とも言えないもやもやがお腹の下の方に溜まってしまった。
霊幻さんはいつもより飲みすぎて寝てしまったけど、アパートに送って行ってそのままセックスした。いつもより少し乱暴にしてしまった。


相談所の扉が開く、客が入ってくる様子がないので芹沢が見に行くと、男がひょこりと出て来て「霊幻先輩いらっしゃいますか」と言った。
芹沢が困惑して黙っていると「どうした芹沢、いたずらか?」と言いながら霊幻がこちらへ向かってくる。
霊幻を見た男は嬉しそうに笑って「霊幻先輩、おれのこと覚えてくれてますか?」と尋ねる。
霊幻は無反応だったが、芹沢には確信があった。霊幻の手を握って言う「霊幻さん、この人もしかしてこの間話してくれた…」


ひとしきり盛り上がった話が落ち着いた後、男の姿は消えた。
手もつけられていないお茶を眺めながら、霊幻はため息をついて、ぽつりと言葉をこぼした。
「…交通事故だってさ、新聞に載ってた。もうすっかり忘れてたのに、名前を見たら思い出したんだ。」
多分、芹沢を飲みに誘って思い出話をした、あの日の事だろう。隠す