備忘録/好きなものの話/日常

モブサイコの展覧会パンフレットで、ONE先生がインタビューで「思春期の話にしたかった」って言ってて
ああ、最初からやっぱり「思春期」の話としてまとめるつもりだったんだなあというのがわかってすごくよかった。

そこで芹沢克也の話なんですけど
モブサイコ100が「思春期の男の子が、たまたま大きな力を持っていたらどうなってしまうのか」という話として描かれて、はっきり「思春期」と言葉にされるのが100話で霊幻が芹沢に対していう台詞で
ある意味で、本編で芹沢が生み出されて相談所に加入した大きな理由の一つが、霊幻にこのセリフを言わせるためなんじゃないかって感じた。

芹沢は物語の中で、モブ君とかなり意図的に対比が描かれていて、そんな芹沢が霊幻に対して、「暴走は自分も経験があるからわかる」「潜在的に暴力性を秘めている」「きっかけがあればいつでも暴走する」と伝える。
芹沢の中にも同じものがあって、特別で恐ろしい力で、だからこそ芹沢は引きこもると言う選択をした。

思春期の当事者に、お前は思春期なんだって言っても多分伝わらないし、そう言うものじゃないから、今衝動と戦っている思春期の少年とかつて同じ苦しみを抱えていた芹沢に聞かせることが必要だったんじゃないかな。

霊幻が「それって特別な事か?」って切り返して「思春期なんだと思う」って返したあとの、芹沢の表情はすごくなんとも言えない顔をしていて、悲しいような、安心したような、個人的には「思春期の頃の芹沢克也が救われた事を感じた」顔に思えたんですよね。隠す