これって最大何文字までいけるんだろう。 私は、自分では確かに正気の積りでいますし、人も亦その様に取扱って呉ていますけれど、真実まったく正気なのかどうか分りません。狂人かも知れません。それ程でないとしても、何かの精神病者という様なものかも知れません。兎に角く、私という人間は、不思議な程この世の中がつまらないのです。生きているという事が、もうもう退屈で退屈で仕様がないのです。 初めの間は、でも、人並みに色々の道楽に耽った時代もありましたけれど、それが何一つ私の生れつきの退屈を慰さめては呉れないで、却って、もうこれで世の中の面白いことというものはお仕舞なのか、なあんだつまらないという失望ばかりが残るのでした。で、段々、私は何かをやるのが臆劫になって来ました。例えば、これこれの遊びは面白い、きっとお前を有頂天にして呉れるだろうという様な話を聞かされますと、おお、そんなものがあったのか、では早速やって見ようと乗気になる代りに、まず頭の中でその面白さを色々と想像して見るのです。そして、さんざん想像を廻ぐらした結果は、いつも「なあに大したことはない」とみくびって了のです。 青空文庫/芥川龍之介/赤い部屋 抜粋 赤い部屋、柳家喬太郎さんの新作落語にあるんですけど原作よりオチがダークになってるし、狂気に満ちた演技がめっっちゃくちゃ最高で大好きだ…笑ってるのに背筋が寒くなる喋り方ができるのすごい メモ thumb_up ありがとうございます💋 2023/04/15(Sat) 00:02:15
赤い部屋、柳家喬太郎さんの新作落語にあるんですけど原作よりオチがダークになってるし、狂気に満ちた演技がめっっちゃくちゃ最高で大好きだ…笑ってるのに背筋が寒くなる喋り方ができるのすごい